モモちゃんと算数
2012.05.13.10:00
忙しくてやらなきゃいけないことの6割くらいしか達成できてない気がしてならない今日この頃。なのにお天気だけは気持ちよくって、どこかに出かけたい虫がむずむずしています。
さて、今日は最近の我が家の幼児・モモちゃんと算数について。
このセメスター、“幼児教育における数学・科学の概念”(多分日本語で言ったらこんな感じ)みたいなことを学んでいましてね。ふと考えたんです・・自分が算数嫌いなのはなぜかってね。(高校の時は特に大っ嫌いでした。)答えはまあ明らかですよ。そりゃ、面白くないから。数学が・・・いや、もう算数の時代から、それが面白いなんて思ったこと一度もないですね。むしろ、納得のいかない非現実的な文章問題や、全く必要性を感じない公式とか全然覚えたくもないし使いこなせなくてもなんとも思わない。大体答えが一個しかないってところがまた気に食わない(苦笑)まあいろんな解き方はあるんでしょうけど、結局答え合ってないと意味ないしってとこも納得行かない。数学の問題1問解くくらいなら、2000字のエッセー書くほうがずっと楽しい。きっとそんな風に思って学生時代数学に苦しんだ人って結構多いんじゃないかと思います。
次に、じゃあ逆にどうすれば好きになってたかな??って考えてみたんです。これも明らか。“算数が面白いって思えるような環境を与えてもらえてたらよかった”んです。幼児教育の算数・科学の世界ってそういうことだけだと思います。数字や図形、データ、重力、化学変化、自然の摂理・・・全てが自分の身の回りに溢れていることで、自分たちの生活と深く関わっている、不思議で興味深いことなんだ・・・って、体感できていたら、大きくなってもきっともっと数学や科学に積極的な姿勢で取り組めていたんじゃないかなってそう思うんです。何かを学習する上で、小さな子供にとって「体感」することは何より大切なことです。紙面に書かれた図形や数字を眺めたところで何にも頭には入ってこないし、理解する必要性を感じないんですよね。そう考えると、今までずっと紙面に書かれたものを無理やり理解させられる方法で算数の世界と向き合ってきてしまった自分の算数とのかかわり方を、今更ながらとても残念に思います。“数学でいい点数を取れなかった”と言うことより、“数学を楽しいものだと思えたことがなかった”ことが何より大きな問題なのです。これからの子供たちには少なくとも数学や科学の世界を楽しんで欲しい・・・そうなるように子供達を助けることが最もできる時間は幼児期だと思います。現在ママは大学でそのためのテクニックや理論を学んでいるところ。だから当然、我が家の幼児・モモちゃんにも何かとそのテクニックや理論を試してみたくなるのです。
我が家の子供たちの算数に対する意識を比べてみると、長女さんとココちゃんは「紙面」派。ダメですね・・・公文式とか右脳開発(だったっけ?)とかドッツカードだとか、なんかそういう方法取り入れなきゃいけないのかなあ~・・・なんていう気持ちで取り組んできましたからね・・・。おかげで二人とも、そんなこと気にもしないNZの小学校では今のところ算数の成績は一番ですが、算数が好きか?と聞かれれば、絶対思いっきり首を横に振ると思います。「今のところできてるからまあいいけど、面白くはない。」そんな感じ。高校に進む頃には数学は適当になってるでしょうね。でもまあ、たとえ紙面でも毎日コツコツがんばっているっていうことと、計算がちゃんとできるってことは何らかの形で役に立つことでしょう。世の中エクセルと計算機しか使わないこの時代でも決してムダではないと信じたい。そしてせっかく続けてるんだから、二人には今後も「紙面」でがんばっていただくしかない(苦笑)
ところが、モモちゃんと来たら全く正反対の「リアリティー」派。ママは今までの「紙面」中心のやり方はNZの教育方法とはかけ離れている上、受験戦争のないこの国で生活していく上ではあんまり意味がないと3人目にしてやっと気付きました。まあ、上の二人は今までの努力も買って、これはこれで良しとしましょう。でももう同じ方法ではモモちゃんに算数を教えてはいけないと感じています。本人が「紙面」での算数の世界に興味を示すまではひたすら「リアリティー」思考で算数に触れる機会をたくさん作ってあげるべきだと今はそう思っています。いや~・・・何と言うか、人間自分が経験したことないことを肯定して受け入れて、それを実際にやってみるっていうところに至るまでには、子育て三人分に相当する時間と経験が必要なんですね~。ははは・・・。
お姉ちゃんたちがダンスレッスンに行っている間、
モモちゃんはママと「リアル算数」のお勉強。例えばスーパーは
数字の認識や数の数え方、単位の認識、色や形の認識、比較
・・・と、それはもうありとあらゆる算数の世界と出会える、
幼児たちにとっての最高の教科書にもなるのです。

“ほら、モモちゃんこのヨーグルトは小さいのがいっぱい。でもこっちはおっきいのが1個。う~ん・・マミーどっち買ったほうがいいかなあ?”
“This one's got a lot more, so I can share with my sisters!”
(こっちの(6個のほう)はもっといっぱい入ってるからお姉ちゃんたちと分けられるよ!)
“ああ、そうか~。でもさ、こっちのほうが重たいよ。こっちのほうがいっぱい入ってるんじゃない?”
“No~,this one! See! One, Two, Three, Foure, Five, Six!”
(ちがうよ~、こっち!ほらみて!いち、に、さん、し、ご、ろく!)
“そっか~。一個だったらお姉ちゃんと分けられないもんね。じゃあこのちっちゃい方にしよっか?”
ってな感じで実際にヨーグルトの数を数えて数量の確認をさせてみる。1個と3人、6個と3人・・・比較と分数の概念が実際にモモちゃんの目に形となって現れたところで、容量は関係なく、6個つづりのヨーグルトのほうがたくさん入ってるって思ったんですね。でも3才児にはそこまで気付ければ十分OK。今回は実際に持って重さを感じなかったので、視覚だけでどっちがたくさんかってことを考えたモモちゃんですが、次回は実際に両方を手にってを重さ体感させて、gとかkgとか重さの単位にも言及することで、数だけじゃなくて重さって言うものも比較の対象になることに気付けるように話を進めていく・・・なんてことも頭に入れて会話を進めていきます。これが「リアル算数」の世界。ちょっとしたことなんだけど、幼児期にこういうことに気付くか気付かないかでその後の数量に対する興味や理解度に大きく影響していくはずです。
お家に帰ったら今度は洗濯物のお手伝い。最近は子供たちの学校の指定もあって、家族みんな真っ黒の靴下!なので、モモちゃんに靴下を長さと大きさ、デザインを比較して一組ずつマッチさせてもらいました。これも「リアル算数」体験ですよ。
う~ん・・・・全部真っ黒だねぇ・・・。
ちょぴり悩むモモちゃんでしたが、最後には
「マミー!できたよー!!」って、満足げな顔で
マッチした靴下を見せてくれました。

なかなか大きさの比較方法がわからなかったモモちゃんに、「かかと」を合わせてみることを提案しました。初めは右と左のかかと部分の向きをを合わせるのに戸惑っていたようですが、逆さにしたり、ひっくり返したりしながら試行錯誤の末に自分で答えを見つけたようです。この作業はパズルの原理で3Dの感覚を要するんですよね。でも固形のパズルピースとは違って、折り返ったり、握って形が変わったりもするので、ちょっと複雑。こんなことも3才児には体験してみないとなかなかわからない事なんです。でもその複雑な問題が体験を通して分かったときの感覚、嬉しい気持ち、達成感・・・そういったものが今後モモちゃんの算数に対するポジティブな気持ちを形成していく土台となる。ママはそう願っています。
さて、この日の我が家の夕食。なんと「鯖の味噌煮」・・・めっちゃ「和」です。でもこれが、自分で言うのもなんなので控えめに言いますが・・・
最高にイケてましてね・・・ぷっ。(笑)
いつものお魚屋さんで見つけた、大振りの新鮮で色の鮮やかな鯖6尾が袋詰めになってなんと$10ポッキリ!ちょうど、韓国人のお友達アラちゃん・リンちゃん姉妹のところで遊んでいた三姉妹を迎えに行くまでにちょっと時間があったので、久~しぶりの味噌煮に挑戦しました。もちろん面倒くさがりなママなんでレシピなんて見ちゃいませんが、営業職時代に足げく通った定食屋のあの味を思い出しながら勘を頼りに・・・(笑)落し蓋も調味料の分量もなんとなくいい加減だったし、こりゃ久々に失敗かな~って思ってましたが、出来上がって味見してみたら、これが思いがけずイケててびっくり。(の反面、適当すぎて怖い・・・)
ちょうどパパの帰りが遅いのをいいことに、アラちゃん宅に持参して、皆でディナーとなりました。「鯖の味噌煮」、韓国人の舌には新鮮だったのか、とっても好評でレシピを聞かれたんですがそんなもの無いわけで。自分だってもう一回おんなじに作れるかどうか(爆)まったく行き当たりばったりの主婦料理ですからね。でも世の主婦なんてこんなもんでしょ?結局、適当に思い出しながら教えたので、きっとアラちゃんママが自分で作ってもうまく行かないんじゃないかと思います・・・・アラちゃんママ、ゴメンなさい。今度はちゃんとググって基本だけでもちゃんと調べておきます・・・。これだから公式に沿って筋立てて考えなくちゃいけない数学が苦手なんだな。うん。(納得)
生姜のパンチが効いた絶妙な甘辛味噌あじ。
ああ、確かあの定食屋のトロみもこんな感じだった。
う~ん・・・これぞ元祖・ご飯のお供!

さて、今日は最近の我が家の幼児・モモちゃんと算数について。
このセメスター、“幼児教育における数学・科学の概念”(多分日本語で言ったらこんな感じ)みたいなことを学んでいましてね。ふと考えたんです・・自分が算数嫌いなのはなぜかってね。(高校の時は特に大っ嫌いでした。)答えはまあ明らかですよ。そりゃ、面白くないから。数学が・・・いや、もう算数の時代から、それが面白いなんて思ったこと一度もないですね。むしろ、納得のいかない非現実的な文章問題や、全く必要性を感じない公式とか全然覚えたくもないし使いこなせなくてもなんとも思わない。大体答えが一個しかないってところがまた気に食わない(苦笑)まあいろんな解き方はあるんでしょうけど、結局答え合ってないと意味ないしってとこも納得行かない。数学の問題1問解くくらいなら、2000字のエッセー書くほうがずっと楽しい。きっとそんな風に思って学生時代数学に苦しんだ人って結構多いんじゃないかと思います。
次に、じゃあ逆にどうすれば好きになってたかな??って考えてみたんです。これも明らか。“算数が面白いって思えるような環境を与えてもらえてたらよかった”んです。幼児教育の算数・科学の世界ってそういうことだけだと思います。数字や図形、データ、重力、化学変化、自然の摂理・・・全てが自分の身の回りに溢れていることで、自分たちの生活と深く関わっている、不思議で興味深いことなんだ・・・って、体感できていたら、大きくなってもきっともっと数学や科学に積極的な姿勢で取り組めていたんじゃないかなってそう思うんです。何かを学習する上で、小さな子供にとって「体感」することは何より大切なことです。紙面に書かれた図形や数字を眺めたところで何にも頭には入ってこないし、理解する必要性を感じないんですよね。そう考えると、今までずっと紙面に書かれたものを無理やり理解させられる方法で算数の世界と向き合ってきてしまった自分の算数とのかかわり方を、今更ながらとても残念に思います。“数学でいい点数を取れなかった”と言うことより、“数学を楽しいものだと思えたことがなかった”ことが何より大きな問題なのです。これからの子供たちには少なくとも数学や科学の世界を楽しんで欲しい・・・そうなるように子供達を助けることが最もできる時間は幼児期だと思います。現在ママは大学でそのためのテクニックや理論を学んでいるところ。だから当然、我が家の幼児・モモちゃんにも何かとそのテクニックや理論を試してみたくなるのです。
我が家の子供たちの算数に対する意識を比べてみると、長女さんとココちゃんは「紙面」派。ダメですね・・・公文式とか右脳開発(だったっけ?)とかドッツカードだとか、なんかそういう方法取り入れなきゃいけないのかなあ~・・・なんていう気持ちで取り組んできましたからね・・・。おかげで二人とも、そんなこと気にもしないNZの小学校では今のところ算数の成績は一番ですが、算数が好きか?と聞かれれば、絶対思いっきり首を横に振ると思います。「今のところできてるからまあいいけど、面白くはない。」そんな感じ。高校に進む頃には数学は適当になってるでしょうね。でもまあ、たとえ紙面でも毎日コツコツがんばっているっていうことと、計算がちゃんとできるってことは何らかの形で役に立つことでしょう。世の中エクセルと計算機しか使わないこの時代でも決してムダではないと信じたい。そしてせっかく続けてるんだから、二人には今後も「紙面」でがんばっていただくしかない(苦笑)
ところが、モモちゃんと来たら全く正反対の「リアリティー」派。ママは今までの「紙面」中心のやり方はNZの教育方法とはかけ離れている上、受験戦争のないこの国で生活していく上ではあんまり意味がないと3人目にしてやっと気付きました。まあ、上の二人は今までの努力も買って、これはこれで良しとしましょう。でももう同じ方法ではモモちゃんに算数を教えてはいけないと感じています。本人が「紙面」での算数の世界に興味を示すまではひたすら「リアリティー」思考で算数に触れる機会をたくさん作ってあげるべきだと今はそう思っています。いや~・・・何と言うか、人間自分が経験したことないことを肯定して受け入れて、それを実際にやってみるっていうところに至るまでには、子育て三人分に相当する時間と経験が必要なんですね~。ははは・・・。
モモちゃんはママと「リアル算数」のお勉強。例えばスーパーは
数字の認識や数の数え方、単位の認識、色や形の認識、比較
・・・と、それはもうありとあらゆる算数の世界と出会える、
幼児たちにとっての最高の教科書にもなるのです。

“ほら、モモちゃんこのヨーグルトは小さいのがいっぱい。でもこっちはおっきいのが1個。う~ん・・マミーどっち買ったほうがいいかなあ?”
“This one's got a lot more, so I can share with my sisters!”
(こっちの(6個のほう)はもっといっぱい入ってるからお姉ちゃんたちと分けられるよ!)
“ああ、そうか~。でもさ、こっちのほうが重たいよ。こっちのほうがいっぱい入ってるんじゃない?”
“No~,this one! See! One, Two, Three, Foure, Five, Six!”
(ちがうよ~、こっち!ほらみて!いち、に、さん、し、ご、ろく!)
“そっか~。一個だったらお姉ちゃんと分けられないもんね。じゃあこのちっちゃい方にしよっか?”
ってな感じで実際にヨーグルトの数を数えて数量の確認をさせてみる。1個と3人、6個と3人・・・比較と分数の概念が実際にモモちゃんの目に形となって現れたところで、容量は関係なく、6個つづりのヨーグルトのほうがたくさん入ってるって思ったんですね。でも3才児にはそこまで気付ければ十分OK。今回は実際に持って重さを感じなかったので、視覚だけでどっちがたくさんかってことを考えたモモちゃんですが、次回は実際に両方を手にってを重さ体感させて、gとかkgとか重さの単位にも言及することで、数だけじゃなくて重さって言うものも比較の対象になることに気付けるように話を進めていく・・・なんてことも頭に入れて会話を進めていきます。これが「リアル算数」の世界。ちょっとしたことなんだけど、幼児期にこういうことに気付くか気付かないかでその後の数量に対する興味や理解度に大きく影響していくはずです。
お家に帰ったら今度は洗濯物のお手伝い。最近は子供たちの学校の指定もあって、家族みんな真っ黒の靴下!なので、モモちゃんに靴下を長さと大きさ、デザインを比較して一組ずつマッチさせてもらいました。これも「リアル算数」体験ですよ。
ちょぴり悩むモモちゃんでしたが、最後には
「マミー!できたよー!!」って、満足げな顔で
マッチした靴下を見せてくれました。

なかなか大きさの比較方法がわからなかったモモちゃんに、「かかと」を合わせてみることを提案しました。初めは右と左のかかと部分の向きをを合わせるのに戸惑っていたようですが、逆さにしたり、ひっくり返したりしながら試行錯誤の末に自分で答えを見つけたようです。この作業はパズルの原理で3Dの感覚を要するんですよね。でも固形のパズルピースとは違って、折り返ったり、握って形が変わったりもするので、ちょっと複雑。こんなことも3才児には体験してみないとなかなかわからない事なんです。でもその複雑な問題が体験を通して分かったときの感覚、嬉しい気持ち、達成感・・・そういったものが今後モモちゃんの算数に対するポジティブな気持ちを形成していく土台となる。ママはそう願っています。
さて、この日の我が家の夕食。なんと「鯖の味噌煮」・・・めっちゃ「和」です。でもこれが、自分で言うのもなんなので控えめに言いますが・・・
最高にイケてましてね・・・ぷっ。(笑)
いつものお魚屋さんで見つけた、大振りの新鮮で色の鮮やかな鯖6尾が袋詰めになってなんと$10ポッキリ!ちょうど、韓国人のお友達アラちゃん・リンちゃん姉妹のところで遊んでいた三姉妹を迎えに行くまでにちょっと時間があったので、久~しぶりの味噌煮に挑戦しました。もちろん面倒くさがりなママなんでレシピなんて見ちゃいませんが、営業職時代に足げく通った定食屋のあの味を思い出しながら勘を頼りに・・・(笑)落し蓋も調味料の分量もなんとなくいい加減だったし、こりゃ久々に失敗かな~って思ってましたが、出来上がって味見してみたら、これが思いがけずイケててびっくり。(の反面、適当すぎて怖い・・・)
ちょうどパパの帰りが遅いのをいいことに、アラちゃん宅に持参して、皆でディナーとなりました。「鯖の味噌煮」、韓国人の舌には新鮮だったのか、とっても好評でレシピを聞かれたんですがそんなもの無いわけで。自分だってもう一回おんなじに作れるかどうか(爆)まったく行き当たりばったりの主婦料理ですからね。でも世の主婦なんてこんなもんでしょ?結局、適当に思い出しながら教えたので、きっとアラちゃんママが自分で作ってもうまく行かないんじゃないかと思います・・・・アラちゃんママ、ゴメンなさい。今度はちゃんとググって基本だけでもちゃんと調べておきます・・・。これだから公式に沿って筋立てて考えなくちゃいけない数学が苦手なんだな。うん。(納得)
ああ、確かあの定食屋のトロみもこんな感じだった。
う~ん・・・これぞ元祖・ご飯のお供!


















































