The Mains
ニュージーランド・オークランドのとある一家の日常記録
プロフィール

メイン家のママ

Author:メイン家のママ
NZ留学後、カリフォルニアでクルージング会社に勤めてカリブ海を周遊しようという計画もKiwiの夫との結婚により大きく変更。
現在は2004年1月7日生まれの長女と2006年1月6日生まれの次女、2008年9月6日生まれの三女、小さな三姉妹の良きママになれるよう試行錯誤の日々を送っています。

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バースプラン
「二度目の妊娠って、誰でもこんなにおおざっぱのかなあ。」・・最近メイン家のママが思うことである。気が付けば妊娠35週目に入ろうとしている現在、 Midwife(助産婦)の訪問検診も二週置きになっている。出産予定日まで後1ヶ月ちょっと。それなのに、ママときたら自分が今妊娠何週目なのか聞かれても即答できないことさえある。体重はどのくらい増えたかなんて、そんなこと知る由もない・・。バスルームの片隅でホコリをかぶっている体重計に申し訳ない 先日も午後から娘と外出したもののMidwifeが来てくれることになっているのをすっかり忘れていて、たまたま家でテスト勉強中だったパパに呼び戻される始末。
成長著しい娘との毎日は、自分が妊婦だということすらふと忘れさせてしまうほど忙しいというのは確かだが、一度目の時と比べるとあまりにもおおざっぱな妊婦生活に我ながら少々呆れるメイン家のママ・・。 もしこんな調子で日本で妊婦生活を送っていたら、かかりつけのお医者さんにこっぴどく叱られそうだ。こんなおおざっぱな妊婦のママにとってはNZで出産できるということはとても有り難いことだなと思ったりする。

さて、そろそろバースプラン(出産計画)を立てる時期に入ってきた。バースプランといっても、どこでどんな風に出産したいかということを事前にある程度Midwifeと話し合って決めておくという簡単なものなのだ。
前回初産にして陣痛開始から出産まで約6時間というスピード出産だったため、NZではメジャーな無痛分娩で出産することはできなかったメイン家のママ。今回はできれば無痛分娩を選びたいという願望はあるものの、Midwifeからは前回より更にスピード出産になる可能性が高いと言われているだけに諦めの気持もある。
無痛分娩は血液検査などの麻酔投与準備に最低1時間はかかるため、出産の進み具合が早い場合は麻酔投与の準備は終わったものの、タイミング悪く使う前に出産が終わってしまうというケースもあるらしいので、メイン家のママのような出産プロセスが予想される人には無痛分娩を選んでいたとしても実際に麻酔を使用できるかどうかは一種「賭け」になるのだ。

不思議なもので、今となってはあんなに苦しい思いをした「出産の痛み」についてほとんど思い出せない。きっと女性の体は出産の痛みを即座に忘れることができるように作られたのだろう。ただ、一つだけハッキリ覚えている感覚、それは「あまりの痛さで呼吸ができない」いや、「呼吸のタイミングを忘れる」ということだ。メイン家のママは、とにかく“溺死”しそうだったという感覚だけは覚えていて、今回のバースプランには「絶対酸素マスクを使用する!!」ということだけは無痛分娩と並行してしっかり記載してもらっている。もうこの時点で無痛分娩に対するこだわりは消えているとみなされるのだが・・・。実は最近「一度できたんだから今度も自然分娩で行けるかな。」そんな気持が強くなってきたママ。「自分って痛みに強いかもしれない・・。まあ、死にさえしなければ何でもいいや。」
ほんとにおおざっぱだけど、過去に世の女性たちは皆こうやって母になってきたんだと思うと、結局できるなら自然分娩が一番いいのかなという結論に行き着く。実際、出産を経験して以来更に痛みに強くなったような気がする。「母は強し」という言葉の由来は出産に隠されているんだろうな・・。

さてさて、今回も出産に立ち会うのが大変楽しみなパパ。前回は赤ちゃんの頭が出てきた瞬間、自ら頭を支えて鼻歌気分。 Midwifeにも「良きアシスタント」と太鼓判を押されてご機嫌な様子だった。
今回もママのバースプランをより充実させたものにするべく、「酸素マスク選択」をママに提案してきた。 「この3つのうちから選んでみて」なにゆえそれほどまでにルンルン気分なのか・・・。
出産を控え、何となくナーバスになっていたママだが、 “酸素マスクカタログ” を見せようとするノーテンキなパパにこうして少し癒されたのでした。


パパお勧めの酸素マスクカタログ(!?)
なんだかどれも仰々しい・・。病気じゃないんだから!しかもこの写真、誰よ!?

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心と言葉の発育と・・・
子供の成長を見守るにあたって、メイン家のママが最近特に大切だなと思うことの一つに、娘の「ボキャブラリーを増やしてあげる」ということがある。小さな子供は情緒豊かになってくると、それとともに自分の気持を表現する力も向上させてあげなければ、自分の気持を上手く相手に伝えられないことがストレスとなってかんしゃくを起こし易くなったり、わがままになったり、泣き虫になったりする傾向がある。
日本では最近の若者はすぐに「切れる」(感情のコントロールができない)というようなことを社会問題の一つとして取り上げられているが、これもきっと彼らに自分の感情や思想、理念を上手く相手に伝える能力が欠けているからなのではないかと思う。

我が家のように家の中で二カ国語(又はそれ以上の言語)が飛び交っている家庭はNZではごく普通に見られるもので、一見アドバンテージのようにも思えるが、そのような家庭の子供たちは言葉を発する時期がどうしても遅くなってしまうという問題もあるので、両親は子供たちの言語発育により一層気を配ってあげる必要がある。

メイン家では夫婦間・親子間どちらにおいてもママは日本語、パパは英語を主に使っているのだが、NZに住んでいる限り娘の第一言語は英語。まずは娘の第一言語である英語でボキャブラリーを増やしてあげることに常に気を配るようにしている。いつだったか、言語学者の友人から面白いことを聞いたことがある。彼女によれば、“子供を本当のバイリンガル(またはそれ以上)に育てるためには、まずは言葉の形成期(3才頃まで)にその子が育つ環境で最も使われる言語を第一言語としてしっかり確立させてあげることが大切” なのだそうだ。もちろん第二カ国語となる言語についてもボキャブラリーを増やしたり自然なスピーキング力とリスニング力を付けていくことはとても大切なことではあるが、その子にとって柱となる第一言語がしっかり確立されていなければ、他の言語を身につけることは大変困難で、その上第一言語もあやふやになってしまう危険性が高いということだ。
確かにママの知り合いの子供は父親が中国語、母親が日本語、学校では英語という環境に置かれているが、小学校に上がった今でもどの言語もあやふやで、お母さん曰く「うちの子は3カ国語とも3・4才レベルでしか会話ができなくて困っている」と言うことを聞いたことがある。

メイン家の娘は最近やっと自分の要求をパパやママに伝えられるようになってきたものの、まだまだボキャブラリーが足りなくて、イライラして泣いてしまったりすることも多い。そんな時はママもパパも一呼吸置いて、正しい言い回しを教えてあげるようにしている。
娘が日本語と英語を混合して会話しようとしている様子を見て、メイン家のママも我が身を振返ることが多々ある。言語の混合は子供の言語発育にとって好ましいものではない。将来娘がジャニーズ事務所の社長のように「Youたち!」なんて言うようになってしまったらそれこそ悲惨だ・・。

さて、ますます茶目っ気たっぷりになってきたメイン家の娘。ご愛敬は大いに結構だが、最近はご機嫌で常に歌を口ずさみながら何かしら悪さをしでかしてくれる。先日もパパのベッドサイドの引き出しに入っていた「Quick-eze」という、胸焼けを押さえるタブレット(レモン味で結構おいしい)を3粒平らげてくれた。パパには常々、「ここは娘が勝手に開けてしまう唯一の引き出しだから、絶対Quick-EZを入れっぱなしにしないでね!」と念を押していたのだが、案の定、パパは入れっぱなしに・・・。パパはママに「我が家に必要なのは医者じゃなくて薬剤師だわ!!」と嫌味を散々いわれ大反省。幸いQuick -ezeは子供でも大量に摂取しなければ害はないという、パパによる調査結果がでたものの、薬関係にはひやりとさせられる。娘もママに怒られて、口の周りを真黄色にさせたまま「Sorry、マミー・・。」と反省していた。
また、娘とパパは悪友関係。二人でつるむと必ずママの逆鱗に触れる出来事が起こる。ママが料理中のキッチンから泡立て機やフライ返しが姿を消す。おかしいなあと思っていると、キッチンの窓からひょっこり娘が顔を出していろんな物を盗み出しているのを発見!もちろん背後にはパパの姿が・・・。

メイン家の娘は只今1才10ヶ月。「心と言葉の発育」も順調に、いたずらの極意を習得することもできるようになりました!

「最近ママの逆鱗に触れた出来事」

*娘が平らげたQuick-ezeとその残骸。過度な摂取に注意しましょう!
*キッチンの窓(かなり高い位置にあります)から顔を覗かせ、物を盗み出す娘とそれを助けるパパの手

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危険物収集
先日、年に一度の待ちに待った「Hazard Mobile」がやってきた。
楽しそうな響き・・だと思ったそこのあなた、実はこれはただの危険物ゴミ収集なのです。

なぜメイン家がそんなものを待ちに待っていたかというと、我が家のガレージの片隅には、使い古した車のエンジンオイル、芝刈り機に使った古いオイル、古くなった車のバッテリーなどなどが山積みになっていて、ママの車を駐車するのも困難になりつつあったため、この日を逃すまいと、待ちわびていたというわけだ。
実はこの危険物ゴミ収集日、なぜか年に一度しかやってこない。いつも同じ時期にやってくるということは分かっていながらも、去年も一昨年もメイン家は何らかの理由でこの貴重なゴミ集収日を逃してしまっていたため、我が家のガレージの片隅には2年分の危険物ゴミがためられていたのである。
今年こそ!!と、固い決意を持っていたママは、パパが不在の時に届いた通知のハガキを冷蔵庫の一番よく見えるポイントにしっかり貼り付けて、何がなんでも忘れまいと思っていただけに、やっとこの「Hazard Mobile」(ハザード・モバイル)に行けることがとても嬉しくかったのだ。

収集時間は短く、午前10時から午後2時まで。メイン家のパパはこの日も早朝から病院の図書室で缶詰状態で試験勉強する予定だったため、ママが会場まで2年間ためてしまった危険物ゴミを運ぶことになった。実際にトランクに積んでみると、満タンのオイル缶10個、重たいバッテリー2個・・・と、妊娠33週目のママが娘を連れて一人で運ぶにはかなり大変な重さである。
「これ一人で運ぶの〜!?絶対無理!!」と憤慨するママだったが、“会場に行けばちゃんと助けてくれる人がいるから大丈夫” と聞き、気を取り直してとりあえず出かけることに・・。

さて会場に着くと、ママの心配は無駄だったと思えるような意外な光景を目にすることになった。まず赤い作業服を着た威勢の良いお兄さん達に先導され、まるでマ●ドナ●ドのドライブスルーのように、ゆっくりと会場内を進んでいくよう指示をうけた。各危険物別に分かれたテントの前を通りかかると、また別の威勢の良い赤い作業服を着たお兄さんからゴミの種類を尋ねられる。オイルとバッテリーだけだと伝えると、一番奥のテントの前まで誘導され、更にトランクを開けるようにと指示を受ける。すると、またまた別の威勢の良い赤い作業服を着たお兄さん達がやってきて、瞬く間にトランクからオイル缶とバッテリーを運び出してくれた。そう、なんと車から一歩も降りることなくゴミを捨てられるようにドライブスルー形式になっていたのだ!
しかもこのお兄さん達、威勢がいい上に最上スマイルで「All Finish!Cheers!」(一丁あがり!ありがとね!)と元気にあいさつまでしてくれて、これはこれはマ●ドナ●ドよりよっぽどサービスがいいではないか!!

とっても嬉しくなったママ、早速パパに報告。パパも、そんな試みは初めて聞いたという感じでとても驚いていた。
こりゃ来年もHazerad Mobileの通知が楽しみだわ〜・・決して不純な意味ではありません。


写真:「サービス満点!Hazard Mobile」

*こんな感じでドライブスルー形式のゴミ収集なのでした。

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1/4(Quarter)Scottish
土曜日、晴天なり。「あ〜いいお天気!ねえ、ねえ、今日はどこ行こうか?」と、やっと二週間の実習から戻ってきばかりなのに、すかさず試験勉強しなければいけないパパにイケズな質問を投げかけるメイン家のママ。と言いつつ、実は以前から今日は娘と裁縫の師匠Cさんを誘って3人でHighland Festival(ハイランド・フェスティバル)に出かける予定をちゃんと立てていたのだが・・・。

Highland FestivalというのはAuckland Scottish Society(オークランド・スコットランド人協会)の主催で年に一度開かれるスコットランドの祭りだ。
翌日の日曜日にはオークランド日本人会が主催する大きなお祭り、「Japan Day」が開催されるのだが、クリスチャンのメイン家にとって日曜日は安息日。毎年日曜日に開かれるこの日本のお祭りに出向くかわりに、今回はスコットランドのお祭りに出かけたというわけだ。

*バグパイプバンドがお気に入りの娘*娘はHaggisの虜になった・・*100kg×2=200kg!
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どちらかというと日本のお祭りよりも興味があったこのHighland Festival。日本人のメイン家のママには全く無関係のないスコットランド・・と思いきや、メイン家の娘には1/4立派にスコットランド人の血が流れている。そう、実はメイン家のおじいちゃん(メイン家のパパの父親)はかなりユニークな生っ粋のスコットランド人だ。(彼についてはまた後日詳しく述べるとして)そういう訳でこのHighland Festivalはメイン家にとって案外深い関わりのあるイベントだったりするのだ。

以前はスコットランドはイングランド(イギリス)の領土か何かだと思っていたとっても無知なメイン家のママ。一応NZで旅行・観光学を学んで基礎知識を得た今となってはスコットランド人の義父に「イギリス人でしょ?」なんて口が裂けても言えない。
いわゆる “Britain(ブリテン)” 又は “British(ブリティッシュ)”という言葉にはイングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドという4つの国・国民という意味が含まれていて、それぞれは規模は違うものの独自の文化・風習・歴史・宗教を持つ異なった国なのだ。殊にイングランド・スコットランド間の歴史背景は非常に複雑で、異常に愛国心の強い、頑固一徹のスコティッシュ達にとって、自分たちをイングリッシュと呼ばれたりすることがあったとしたら、それは大変な侮辱であるらしい。それはニュージーランド人に、「オーストラリア人でしょ?」と間違って聞いてしまうことよりも、もっともっと奥が深く複雑なのだ。

とにかく、Festival会場であるThree Kings Reserveに一歩足を踏み入れると、そこはまさにタータンチェック一色の世界。中央のメイン会場ではスコットランドならではの催し物である「力比べ競技」が開かれ、子供たちによる伝統的ダンス、バグパイプ演奏、バンド行進などが繰り広げられている。出店もスコットランドの伝統料理Haggis(ハギス)の屋台やスコットランドのパン屋さんにアイスクリーム(シャーベット?)屋さんなど、どれも珍しいものばかり。

*キルトは目が飛び出るほどのお値段!*メイン家のルーツを確認中*Highland Cattle
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スコットランド人はClan(氏族)意識が強く、各氏族は独自の家紋とTartan Check(タータンチェック)の模様を持っている。広いディスプレーコーナーではこのClan別にブースが分けられていて、自分たちがどの氏族に属するのかが一目で分かるようになっている。
メイン家のMainという名前はGunnという氏族に属していて、彼らはスコットランドの北方のスカンジナビア半島に程近いエリアに住んでいた人たちだと常々義父から聞かされていたので、さっそくGunnが属する氏族のブースへ行ってみた。更に歴史をさかのぼると、彼らはもともとノルウェーのバイキングだったらしい・・・。メイン家のママは娘にもバイキングのかぶり物でもかぶせてみたい気持になった。
ディスプレーされた大きなスコットランドの地図を使って、いろいろ説明してくれた優しいおじいさんのスコッティシュ訛りの英語は、メイン家のおじいちゃんと同じだった。

娘と1/4の繋がりを持つスコットランド。メイン家の子供たちにはNZ・日本、そしてスコットランドについて、幅広い知識と理解を持ってもらいたいと願いつつ、このFestivalを後にしたママでした。






あっ! Daddy!!
いつもより随分早くお昼寝を始めてしまった娘。木曜日はお昼前からお友達たちが集まって、公園でお散歩する事になっているのだが、雲行きも怪しいし主役が眠ってしまったということもあり、久しぶりに自宅でのんびりすることにした。毎日のようにどこかに出かけているママと娘だけど、たまにはこうして家にいるのも悪くない。昼食後、お絵描きをしたり工作したりしてしばらく遊んでいると、玄関に大きな荷物が届いた。待ってました!日本の母からの “仕送り品” たちだ!
調味料に乾物、娘の服や靴など、こちらに送るために少しずつ買い貯めてくれんだなあ・・と分かる。いつも内容よりも送料の方が高く付くのではないかと思うほど、日本に住んでいる人から見ればなんてことのない物ばかりなのだが、海外で生活しているメイン家のママにとっては、まるで宝箱を貰ったようなありがたい気持になる。
「わあ、何だろうねー!」とママが娘に問い掛けると、娘もワクワクしながら早速梱包テープを辺り構わずビリビリと破り始めた。
母が買ってくれたと思われる、娘の服や帽子をみて「あっ!」とか、「わお〜!」などと感嘆しながら早速ファッションショーの始まり。帽子をヘンテコに被って、長靴を左右逆に履いて、両手にかつお節と大好きな海苔の佃煮を持って部屋中を駆け回ってはしゃいでいた。
ママは娘に「きみちゃん(母の名前)あーとー。(ありがと)」と、無理矢理(?)言わせて、ビデオ撮影もしっかり完了。

ところが、しばらく部屋の中をブツブツ独り言を言いながら走り回っていた娘が突然ピタッと立ち止まり、叫んだ。「あ!Daddy!!」
「ダディーはいないよ。土曜日に帰ってくるんだよ。」とママが教えてあげると、とりあえずうなずくものの、「◎▲■◇×、Daddy!」と、しきりに言うので不思議だなあと思っていると、その約15分後、聞き覚えのあるドアのノック音がして、なんと本当にメイン家のパパが現れた!
娘は「Daddy〜!!」と、大声で叫んでパパに駆け寄り大はしゃぎ。(何で分かったんだろう???)不思議に思いつつも、予定より早いパパのご帰還にママも負けずに大喜び。「今日はお出かけしなくてよかったね。」と、ママ。「ヨカッタね。」と娘。久しぶりに家族団欒の夕べとなりました。
聞けば、「これから10,000字のエッセイと課題を済ませなくちゃいけないし、明日の午後には麻酔学のテストがあるからこっそり早めに抜け出してきた」・・とパパ。 無事に帰宅してきて早々お気の毒な話だが、パパには今年の締めくくりとなる恐ろしい試験たちが待っているのだ。
とはいいつつも夕食が終わるまでさんざん娘に付き合わされていたパパ。パパもやっぱりさみしかったんだなあ・・。

久しぶりに仲良しの二人の様子を見て、幸せ気分に浸ったママでした。


Terrible2!! 不可解なり
全世界の2才前後のお子様をお持ちの皆さん、メイン家のママは娘に声を大にして言いたいことがあるのです。

「あんたはYESと言えないのか〜!!!」

Terrible2という言葉を知っている、2才前後の子供を持つ親なら誰でもこの言葉の神髄をいやというほど理解しているはず。メイン家の娘は現在22ヶ月。まさに「嫌、嫌」ステージ爆走中なのだ。例えばどんな風にって??
パパ:「おはよう!」娘:「NO...」
ママ:「良くできたねえ〜。」娘:「NO〜!」
ママのお友達:「こんにちは。かわいいわねえ。」娘:「NO!!」(と顔を背ける)
“まあ、これがこの時期の特徴なのさ”と割り切ってしうことができればどんなにこの時期の子育てが楽しくなることか・・。メイン家のママはパパが不在の間、一人でこのTerrible2の娘と正に24時間体制で向き合わなければいけない。母となってそれなりに必要なと忍耐も身につけてきたとは自負できるものの、気がつけば32周目に突入した大きなお腹を抱えて、「NO〜!」を連発しながら逃げ回る娘を追いかける日々にさすがに切れそうになることもある。メイン家では娘のわがままが過ぎたり、ルールを守れなかったりした時はとりあえず ”タイム・アウト”(特定の場所に一人で閉じ込められること)になる。娘が反省してあやまれるくらい落ち着きを取り戻すまで約3分間。このタイム・アウトが今のところ何よりも有効な「撃・Terrible2法」のようだ。毎日毎日同じ事でタイム・アウトされてばかりの娘も実際はちゃんと良いこと、悪いことの判断ができているはずなのだが、自己主張と自我の芽生えの著しい時期に差し掛かって、なかなか「YES」と言えないのだろう。それでも毎日少しずつではあるが確実に自分の感情をコントロールする能力を伸ばしているのが分かる。ママにとってはひたすら忍耐と体力の日々だが、一緒に遊んだり会話したりする中で、ふと彼女の成長を垣間見ることができるときは何より幸せで娘が愛しく思える。

こんな“NO惑星”からやってきた娘ではあるが、超ご機嫌で一人遊びができる時間がかなり長くなってきた。陰でこっそり観察していると、思わず吹き出しそうになることもしょっちゅうだ。最近突然始めた一つにEFTPOS(エフトポス)ごっこがある。EFTPOSとはNZでは日常、最も頻繁に利用されている料金支払い方法の一つで、銀行のキャッシュカードを専用の機械に通し、口座を選んで暗証番号を押すだけで、即座に銀行の口座から支払い金額が引き落とされるというシステムだ。また、スーパーでは「Any cush up?」とよく聞かれるが、これはわざわざATMに行かなくとも、必要であればスーパーのレジで支払いの際に希望の金額だけキャッシュを受け取ることもできるという優れたサービスも兼ね備わっているのだ。
日本でもかなり前に「デビットカード」とかなんとかいう名前で知られたが、あくまでも現金主義の日本では未だに浸透はしていないはず。

メイン家のママもよくこのEFTPOS払いで買い物をすることがあるのだが、実は娘はこの様子をごっご遊びとしてある日おもむろに再現しはじめた。パパがいない隙を狙ってパパの勉強机に這い上がり、卓上カレンダーの支えのパーツを取り外し、卓上ライトにある溝にはめて、シュッ!とパーツを滑らせる・・。暗証番号を押す真似をして、「◎×▲◇■!?」と、なにやらごちゃごちゃ話しながら御満悦の様子。いつもは机の上に登っただけでこっぴどく叱られてタイム・アウト!なのだが、この日はママの一存でしばらくあそばせてもらちゃったのだ。(パパには内緒!)
また、不可解な行動も多く、かなり笑える。着替えるのを嫌がるのはTerrible2ステージの最も顕著な特徴の一つだが、着替えを要求されて嫌がる娘には「NO〜!」のあと、必ずキッチンの角に逃げ込む癖がある。背を向けて、何も言わずにただひたすらコーナーでじっと佇んでいるのだ。自分が消えて誰からも見えなくなっているとでも思っているかのようにぴくりとも動かない。しばらくして声をかけると振り向いてニタ〜っと微笑む・・。

全世界の2才前後の子供を持つ皆さん、Terrible2は本当に不可解な生き物ですよね・・・。

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School Fairにて
土曜日もパパ不在のメイン家。ママと娘はたとえパパが家にいたとしても、週末は勉強の邪魔にならないようにどこかへ出かけることになっていたと思うけど、何かワクワクするようなことを見つけても、それを報告する人がいるのといないのとでは全く違う気分になるものだ。
そんな気分を一掃してくれるほどの晴天に恵まれた今日は、先日お友達から教えてもらった、ある学校のSchool Fairに行くことにした。
この時期になると、各地の小学校が一斉にSchool Fair又はGALAと呼ばれる催し物を開催するようになる。学校関係者、PTA、地域の個人・商店が総出でいろいろな子供向けのゲーム、バザー、カフェなどを出店する、言ってみればちょっとしたお祭りだ。どの小学校のFair・GALAも、いつも大勢の家族連れで賑わい、この時期の「子供と行く週末のお出かけスポット」の一つにあげられるほどだ。

そんなFair・GALAシーズン到来の中、メイン家のママと娘が今年初めて出向いたのがMichael Park Schoolという学校のFairだ。この学校はRoudlf Steinerという人が生み出したSteiner Method(シュタイナー教育法)の理論に基づいたカリキュラムをもつ学校で、幼稚園から高校までの一貫教育制を取っているがっこうだ。何となく「お坊ちゃま、お嬢ちゃま」な雰囲気が漂っている・・。生徒の98%がパケハ(白人ヨーロピアン)の子供たちで構成されているというのも納得・・。
とにかく、メイン家のママがこの学校の敷地内に一歩足を踏み入れた時の衝撃は大きかった。まるで「おとぎの国」のよう・・そんな感じだろうか。幼稚園から高校までの一貫制なのだから、敷地も建物も広いのは当然なのだが、建物のデザインや学校の設備一つ一つを取っても、毎日学校に登校してくる子供たちを楽しく、元気な気持にさせてくれそうな要素がたくさん詰まった学校だなあと感じた。
メイン家のママは個人的に娘を “一貫制” の学校に通わせるのは気が進まないのだが、もし小学校だけでもこんな学校に通えたらい楽しいかもしれない。ちょっとそんな気もした。

さて、Fairの話に戻ろう。この「おとぎの国」のような学校のFairは今まで行ったことのあるどのFair・GALAよりも満足度が高かった、というのがメイン家のママの感想だ。敷地内には目移りするくらいたくさんの催し物が設置してあって、まだよく状況把握ができない娘でさえもあっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロ・・といった感じで、とても興奮していた。娘はとりあえず乗馬のコーナーが気になったようで、実際はまだ乗れないけれど、できる限り馬に近づいて馬たちと馬たちに乗せてもらってご機嫌の子供たちを一生懸命観察していた。
次に挑戦したのが子供だけが入場できるという「Children's Dream Cafe」だ。小人の家のような建物の扉の向こうには何やらひらひら・ふわふわのデコレーションが見える。子供たちがお菓子が詰められた可愛いバスケットを手にして嬉しそうにカフェから出てくる様子をみて、ママは大変興味をそそられたのだが、ここは大人は入れない「子供だけのカフェ」。娘にも是非体験して欲しかったが、まだ一人で見知らぬ場所に入って行けるほど度胸のない娘は気が進まないという様子だったので、結局カフェの中がどうなっているのかは分からなかった。この子供カフェの裏側ではまたまた子供だけの「子供バザー」があり、ママはいよいよ気になって仕方がなかったが、ここも娘の反応がいまいちだったため未体験のままとなってしまった。
大きなメインホールに入ると、そこはクラフトや民芸品などの手作り製品が所狭しと販売されているマーケット会場だった。室内の一角ではこの学校の生徒と思われる子供たちが背筋をピンと伸ばしてバイオリン演奏会を開いている。どうやら娘はこの演奏会には大変興味を持ったらしく、なかなかその場を離れようとせず、演奏が終わるたびに拍手喝采していた。初めて見る変わった楽器とその音色、それを演奏する子供たちがよほど彼女にとって印象的だったのだろう。
しばらくその場を楽しんだ後外に出た娘は、野外ステージの裏にポツンと佇んでいる小さな土作りの家を発見!「しまったー!!」っと、思ったがもう遅い。娘はこういう物に目がないのだ。こんなに楽しそうな出店やゲームが建ち並んでいるというのに、なんであんたはこれがいいの!?と思いつつも仕方無しに見守っていると、娘につられるように、次から次へと娘と同じ年くらいの女の子達がこの小屋に入ってくる。ポツンと佇んでいた小さな土作りの家がたちまち人気のアトラクションに変身してしまった。メイン家のママも他のお母さん達も雑談しながら娘達が小屋から出てくるのをかれこれ3・40分も待つことに・・・。

やっとの思いで小屋を後にしたところでお昼。「ベジタリアンカフェ」というのが気になって入ってみたがもともと雑食のママと娘にはあまり魅力的なメニューが見当たらなかったため隣りのカフェへ。ここにはたくさんのサンドイッチとケーキ、マフィン、ビスケットにフルーツ・・とおいしそうなものがたくさん!ロールサンドイッチとマフィンを購入して、青空の下でランチタイムとなった。
ママ:「ダディーも来られたらよかったねえ〜。」娘:「ねえ〜。」
来年は家族で来られますように・・。ママと娘は一緒にお祈りしてこの楽しいSchool Fairを後にしたのでした。


Fair会場(学校)*新しいお友達発見*魚釣りゲームでお魚だけ貰っちゃった

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蜂蜜屋さん
NZで生活するようになって以来、自分の家のキッチンの戸棚には蜂蜜が常備されているということが極当たり前になっているということに気が付いた。日本にいた時には蜂蜜などほとんど食す習慣がなかったはずなのだが、NZではよくトーストに塗って食べたり、料理やお菓子作りに使ったりと用途は大きい。種類も豊富で、Manuka Honey(マヌカ・ハニー)などは有名なところかもしれない。

蜂蜜の専門店にいくと、フルーツをふんだんに使ったものやHoney Cobと言って、蜂の巣の形そのままの状態で採取された蜂蜜なども売られていてなかなか面白い。
我が家から車で南15分程南下した郊外に小さな蜂蜜専門店がある。さまざまな種類の自家製蜂蜜が手ごろな価格で購入できるので、時折大きな観光バスも停車している。メイン家のママは一人ではめったに出向くことがないのだが、今回は来月日本に帰国するCさんがお土産ように少し購入したいということだったので久しぶりに出かけることにした。
お店の中には大小さまざまなボトル入りの蜂蜜や蜂蜜の加工食品、リキュール、ボディー・ヘアケア製品などが所狭しと陳列販売されている。専門店のユニークなところは、蜂蜜やリキュールを量り売りしてくれるというところだ。店の奥の方に、何やらたくさん蛇口の様なものが設置されていて、お客の希望に応じた分量を販売できるようになっている。
また、どこの蜂蜜専門店でもそうであるように、このお店にもCafeが並列してある。このカフェは自家製の「いちご」が売りで、ソフトクリームとフローズンヨーグルトが食べられる。フレーバーはいちごの他にも20種類近いフレッシュな果物があるので、注文するのにどれにしようか迷ってしまう。メイン家のママはミックス・ベリーのフローズンヨーグルト、Cさんは同じくミックスベリーでバニラソフトクリームをそれぞれ注文。メイン家の娘はまだ乳脂肪の多いアイスクリームにはアレルギー反応を起こすことがあるので、メイン家のママと一緒にフローズンヨーグルトを食べることにした。フレッシュなベリー達の甘酸っぱさとさわやかなフローズンヨーグルトは最高のコンビネーション。
メイン家の娘も「おいし〜い」とご機嫌だった。

蜂蜜天国・ニュージーランド、ばんざ〜い!!
できたあ〜! :ちょこっとブログその2:
ふう〜・・。やっとDuvetCoverができましたあ。写真は一つだけですが、もう一つおんなじ物を作って、「姉妹お揃い」になるようにしました。 時間に余裕アリアリの師匠Cさんは、アップリケの残り生地と、手持ちのパッチワークの残りでお揃いのクッションカバーも作ってくれました。クッションの中身は、ママが近所のOpshop(一般の人がいらなくなったものを寄付したものを販売しているお店。主に地域のカトリック教会などが経営している)で手に入れてきました。 二つで$2也。

ここまで来たらどんどん良くが出てきて、今度はカーテン・・・なんてちょっと考えてるメイン家のママですが、そんなに欲張って、出産までに間に合うのか!?

写真:「ママは縫い物、私はお料理」

*Duvet coverとクッション
*娘も大喜び
*ママが縫い物中、娘は曾おばあちゃんとお料理(?)歳の差73歳の仲良し二人組みなのだ

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パパ不在
そう・・ついにこの日がやってきた。去年の今頃からずーっと聞かされていた、「Waikato Hospital(ワイカト病院)2週間実習」がとうとうやってきたのだ。
医学生のメイン家のパパ、今年に入っていからというもの2・3週間ごとにいろいろな病院やクリニックで実習漬けの毎日だ。もちろん医師になるからには教科書を丸暗記するだけでは何のお役にも立たない「なんちゃってドクター」になってしまうのだから実習は必要不可欠なのだが、今回は2週間オークランドを離れて、つまり家に可愛い妻と子供を残して(ちょっと大袈裟)の泊りがけ実習なだけに、メイン家のママは面白くない。(なんでわざわざWaikato病院なの?しかも片道2時間半なんて、その気になれば通えそうな中途半端な距離じゃないか!!)などとブツブツ文句を言ってみたところで何にも変わりはしないが、大きくなってきたお腹を抱えて、ちょろちょろ動き回る娘と二人きりで2週間を乗り切るには文句の一つも言わせて頂かないとやってられない。

早朝、鳥のさえずりとともに目覚め、即朝食をせがむ娘と、超がつくほど低血圧で、最近はきっかり8時間睡眠を取らせて頂かないと体が重くてベッドから起き上がることもできないメイン家のママ。普段この二人の間を仲介してくれている重要人物のパパが2週間も不在になる・・。身重で娘をお風呂に入れるのも一苦労だし、なにより一人で寝るのはもの寂しい。
そんなことを考えているとパパが荷物をまとめている姿を見ているだけでママは悲しくなってきた。昨日までは、(夕食も簡単なものでいいし、娘をさっさと寝かせれば後は私だけの時間〜!!)などと気楽に構えていたはずなのだが・・。いつもと少し違う雰囲気に、娘は妙に興奮し、パパが荷物を車に運びに外に出るたびに嬉しそうチョロチョロとパパの後ろを付いて行ったり、おかしな歌を歌いながら裸足で庭を駆け回ったりしている。パパが荷物を詰め終わり、家族でお祈りを済ませた後、3人でギューっと“ファミリー・ハグ〜!!”しばしのお別れの儀式も終了し、いよいよパパは出かけて行った。

「あーあ、Daddy行っちゃったね。」と、ママ。「いっちゃったね。」と、笑顔の娘。ソファーに腰を下ろし、娘を膝に抱いて一息ついたら、なぜかママは急にとても寂しくなってきて目から涙がポロポロこぼれてきた。(あれれれ?なんで泣いてんだろう。でもなんか寂しい〜!!)そう思いながらふと娘に目をやると、ママがなぜ泣いているのか知ってか知らずか、彼女は口を思いっきりへの字にして、大きな瞳から今にも涙ががこぼれ落ちそうなのをぐっとガマンしながらママをじっと見つめている。
「あ、ごめんね!大丈夫だよ、Mummyは大丈夫だよ!」とママが微笑んで見せると、娘はへの字口のまま目を真っ赤にして、うん、うん、と何度も何度もうなずいて、ママの頭を優しく撫でてくれた。
子供は癒し効果抜群だ・・。
娘に癒されてすっかり元気を取り戻したママ。

さあて、明日からは毎日「和食」漬けで元気モリモリがんばるぞー!


荷積みを邪魔する娘を捕獲したパパ・笑顔で手を振るパパ・パパの荷物を確認中の娘

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ママの企み
最近めっきり暖かくなってきたオークランド。そろそろ娘にも夏服が必要になってきた。ふと彼女のワードローブを覗いてみると近々2歳になる彼女にあったサイズの夏服がないことに気が付いた。夏生まれの彼女。考えてみると新生児だった夏も、1歳の夏も、夏服に関しては着る期間が短いということもありほとんどがよそからのお下がりだった。
改めて 探してみてもなぜか3・4歳サイズの夏服はそろっているのに、今年の夏に着られそうなサイズの物が一向に見当たらない。(う〜ん・・)時折買い物のついでに子供服売り場を覗いたりはしているものの、貧乏生活が板についてきたせいか(なぜ何の変哲もない、こんな小さなTシャツがこの値段なのだろう!?)という気持が邪魔をして、結局いつも「セールになるまで待とう〜っと!」という結論に至ってしまう。だが気が付けば本格的な夏がすぐそこまでやってきている。
ふと、(子供の服なら何とでも作れそうだなあ・・)などと、身の程知らずのママはそう思って、着なくなった自分のTシャツやジーンズを引っ張り出してきて考えた。
そうそう、裁縫の達人Cさんがいるではないか!!裁縫の腕前はまだまだ駄目なメイン家のママだが、アイデアだけは湧き水が出るように湧いて出てくる。早速ママの古着を持っていつものようにCさんに相談しに出かけた。・・で、今回出来上がったのがご覧の通り↓のAラインのトップス2着。私のデザインどおり〜!さすが師匠、Cさん。メイン家のママが、只今製作中の「娘たちのDuvetCover(上掛け布団のカバー)」のアップリケ付けで手いっぱいになっている側で、ちょちょいのちょい!と、娘の夏服を仕上げてくれた。

さて、先日メイン家のママはとてもお買い得なものを購入した。
最近メイン家のママは、ココちゃん(胎児ちゃんの呼び名。ちなみに長女はポポちゃんだった・・)が生まれるまでに娘たちの子供部屋をきちんと用意しておいてあげることで頭がいっぱいだ。
しかーし!!その部屋は現在メイン家のパパのドデカい勉強机と呆れるくらい分厚くて大きな教科書や参考書たちに9割強占領されている。おまけに全くお片づけの苦手なメイン家のパパ。試験前ともなると“空き巣が入ったんじゃないか!?”と思われるほど散らかし放題状態になってしまう。本人曰く、クリスマス休暇に入ったら“見違えるほどきれいに片づく”らしいのだが、どうなることやら。
そんな訳でママは溢れんばかりの娘たちの子供部屋構想を胸に、パパをその部屋から追い出すべく強硬手段として、子供たちの家具を購入したのだ。お店に駆けつけた時にはお目当ての本棚は残りあと一つ、デスク&チェアは既に売り切れで展示品しか残っていなかった。何でも、セール前夜からかなりの人が殺到し、買い付けていってしまったらしい。(それじゃあ、売り出し広告の意味がないではないか!!)と怒りをぶちまけるのも大人気ないので、他に在庫がある支店はないかと尋ねたところ、他店にも在庫はないが展示品を4割引でどうか。というオファーが出た。ふ〜ん・・。と考えながらその展示品を隈なく調べると、ごく小さな破損が目に留まった。接客してくれていたお兄さんとメイン家のママはほぼ同時に「50%OFF !!, isn't it!?」・・・と商談成立。ママは久々にお得な気分で意気揚々と家路に就いた。
「これならパパもグーの音が出まい!イヒヒ・・・。」そんな小悪魔・ママに勉強部屋を取り上げられ、余計な物を処分され、挙げ句の果てにひっそりとベッドルームの片隅に追いやられる運命が待ち受けているなどとは、メイン家のパパは知る由もなかった・・。

出来上がった夏服。ご覧の通りどうやら娘もお気に入りのようデス。

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SewingビギナークラスのママはDuvet Cover作りで精一杯!

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半額になった机と椅子のセット。
お揃いの本棚も買いましたが、組み立てていないので写真はまた今度。

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Guy Faulks Day
NZでは一年のうち、花火を楽しめる日が指定されている。基本的には、何とたったの一日限り。今日、11月5日がその「花火の日」で、この日はGuy Faulks Dayと呼ばれている。10月の最終週になると、休日も重なるということもあり、いろいろな場所で突然花火が売り出され始める。本来は一日だけ・・のはずだが、この頃になると一週間くらいはここかしこで花火が揚がる音が聞こえ始める。当日の夜ともなると、安眠を妨げられてしまうほど騒がしくなり、風情も何もあったもんじゃない。
NZの花火事情を知った時、花火好きのママは、(なんで一日だけなの??)と疑問に思っていたが、今では一日でたくさんだ。と、思うようになってしまった。どうやらKiwi達は花火の芸術的な要素を楽しむよりも、花火が発する豪快な爆発音や、普段はできない火遊び的なスリル感を味わいたいようだ。 “fire works” という英単語そのものが風情を感じさせないのだから仕方がないかもしれないが、「花火師」という芸術家が存在する日本からやってきたママにとってはNZで目にする花火の全てが全くつまらない。この日はとりあえずメイン家全員がいつも通りの就寝時刻に静かに眠りに付けることを祈るばかりだ。

ところで、Guy Faulks Dayってそもそも何なんだと思っているであろう人たちのためにまめ知識。実はこの日の由来は何ともつまんないのだ。
その昔、イギリスでガイ・フォークスという名の男が国会議事堂を爆破させようとして寸でのところでつかまり、火あぶりの刑になったという歴史上のお話がある。由緒あるイギリス政府の神聖な建物をおかしな男に爆破されなくてよかったね!!ということで、この日が記念日になった。何かとイギリスの影響を強く受けているNZでもこの日をお祝いして(多分こじつけで)花火をしてもいいですよ・・ということにしたらしい。期待していた皆さん、こんなつまらない由来でごめんなさい・・・。一応オークランドでも各地で公の花火大会が催されているらしいのだがまだ小さな娘には花火の騒音が何か恐いものに感じられるようなので、今のところメイン家では何も特別なことも行われることなくいつも通りの週末になった。
メイン家のママが育った日本のふるさとは、とても大きな花火大会が開催されることで有名だ。娘がもう少し大きくなったら、ショボ〜いFire Worksではなく、壮大な日本の花火の美しさを教えてあげたいものだ。
メイン家の隣人
メイン家が住む南オークランドにはいろいろな国からやってきた移民達がたくさん住んでいる。メジャーな人種は何といってもポリネシアン達(サモア、トンガ、クックアイランド、ニューエなどの南太平洋諸島に浮かぶ島国の人々)だが、ここ近年ポリネシア人をしのぐ勢いでアジアからの移民が急増している。「アジア」言えどもその範囲は広く、メイン家のママが知る友人の出身国だけでも、韓国、中国本土及び台湾に香港エリア、インドネシア、カンボジア、ベトナム、タイ、シンガポールにマレーシア、フィリピン、パキスタンそしてインド・・・と様々である。もっとも日本人であるママはマイナーな人種で、南オークランドに住み始めた頃は、人懐っこいKiwiたちに「ニーハオ!」とか「アンニョンハセヨ!」などと声をかけられることもあった。

このアジアン旋風の影響を受けてか、現在メイン家の隣人たちもアジア人である。北隣りはパケハKiwi(ヨーロピアン白人Kiwi)とタイ人の奥さんとその娘・息子さん達。さすが「微笑みの国タイ」からやってきただけのことはあって、いつ見かけても満面の笑顔であいさつしてくれる。
このタイ人の奥さんは料理もとても上手で、メイン家のママが娘を出産後、帰宅してきた日においしいタイの家庭料理を届けてくれたりもした。タイ料理大好きのメイン家にとっては大変ありがたい隣人である。

南隣りに住むのは、一家で野菜農園を経営しているインド人家族だ。この家族はなかなかユニークで、注意深く観察していると面白い文化相違を発見したりする。
この家族には30代後半(と思われる)の息子がいる。ある日の夜メイン家のママがバスルームにいると、隣りの庭から楽しそうな笑い声が聞こえた。何かと思って見てみると、このインド人の息子と、彼のガールフレンドらしき女性が仲良く手をつないで自宅の庭を端から端まで何度も何度も行ったり来たりしながら会話しているのだ。
インド人の両親たちは婚姻に対してとても厳格な風習を持っているようで、中には子供たちに親族の中から親同士が決めた「いいなずけ」がいたりする場合もあるらしい。そんな厳格なインド人の息子が30代後半にしてガールフレンドとのデートを庭で楽しむなどという姿も、彼らにとってはごく普通の光景なのかもしれない。二人の姿を見て、メイン家のママは心が温かくなった。
また、ある日のこと、メイン家が所有する水撒き用ホースが忽然と姿を消した。こんなものを盗む人間もいるんだなあ・・と、少々悲しくなったものの、何となく新しいものを買いそびれたまま約2ヶ月が経過した。後日、メイン家のパパが隣人のインド人家族のご主人との世間話の中で、何気なくホースが盗まれたことを話すと、「ああ、それなら私が持っているよ。外に置きっぱなしにしてあって物騒だったから私が保管してあげているんだ。気にするな、大した事じゃない!」と、ご主人・・・。あっけに取られて何も言えなかったメイン家のパパは(これも彼らの風習の一つなのだろう・・)と自分に言い聞かせるしかなかったようだ。
先日夜遅く、このインド人の息子から突然電話がかかってきた。何でも週末にアルバイトしている「インディアン・テイクアウェイ」(インド料理持ち帰り店)で大変おいしいラム・カレーを貰ったのでおすそ分けしてくれるということだった。それはご親切に・・と言うことで遠慮なく頂いたのはよかったのだが、容器の蓋を開けた瞬間、独特のインディアンな香りがメイン家のキッチンに充満した。一味わってみると、その強烈なスパイスが3段階に渡って口の中に広がっていく。喉を通った後にもまた強烈な辛みとスパイシーな味わいが体中に伝わってくる。
(こ、これは我々凡人には手に負えない!)そう判断したメイン家のパパとママ。とはいうものの、捨ててしまうのはもったいないし、第一失礼だ。その時ふと思い出したのが北隣りのタイ人家族のことだ。翌日こっそり事情を説明してその強烈なインディアン・ラム・カレーをおすそ分けすることにした。「まあ、おいしそうな匂い!」と、タイ人の娘さん。ああ、よかった・・。
後日、インド人家族に容器を返却に行こうと勝手口を開けると、そこに例の息子さんが何やら紙切れを持ってメイン家のパパを待っていた。何だろうと思って聞いてみると、実は今度新しく就きたい仕事の面接に持っていく履歴書にReference(本人の人間性を会社側に伝えるための一筆)をメイン家のパパに書いて欲しいということだった。
(はは〜ん、ラム・カレーはこのためだったのか。)と思いつつもパパは快く引き受けた。・・・とはいうもののパパはこの人物について何も知らない。父親はよそ様の所有物を無断で2ヶ月も自分のもののように使っていた・・などと書く訳にはいかないし・・・。そう思っているうちに、インド人の息子は継ぎから継ぎへと自分の経歴や職歴についてパパに話し始めた。インドにいたころ、彼は優秀な警察官だったらしい。見せてもらったIDの写真にはピンと上を向いた口髭の若きインド人息子の様子があった。何とも厳格そうだ。
それにしては、父親は他人のものを勝手に・・・(いや、もう言うまい)
謎が謎を呼ぶこのインド人一家、今後はますます目が離せない!