ありえない!

2010.05.24.13:00

お客様サービスと商品の性能向上に全身全霊を捧げつつ邁進を続ける日本の販売業界。日本で生活していた頃は、そんなすばらしい環境で安心した消費生活が送れることに対しての感謝の気持ちなんて微塵も感じたことはありませんでした。NZに生活の拠点を移して早9年になるメイン家のママですが、このたび・・・いや、改めて、日本という国がどれだけカスタマーサービス先進国であるかということを痛く実感している次第です。

先日我が家で過去7年間がんばって活躍してくれたElectronic Jug Kettle(電器湯沸かしケトル)に、とうとう寿命がやってきてしまいました。近くのイン・ドアマーケットか何かで通常よりかなりお安い$15~$16という破格値で購入した記憶があります。仕方がないので、さっそくこの手の情報通であるモアナさんと織り込みチラシを介して、近くにある3つのお店のセール情報を入手。とりあえず7年ぶり、まだ2度目のKettle購入ということもあり、最近のKettle販売事情は一体どんな風になっているのかということも踏まえて調査すべく、全てのお店を見て回ってから一番自分の需要に合ったものを買おうと決めました。性能といっても、まあ・・水道水を入れてスイッチを入れたあとしばらくしたらお湯が沸いて、自動的にスイッチが落ちる・・・って言う、いたってシンプルな代物なんですが、いろいろ見て回って驚いたことに、値段は本当にピンキリなんですね。ブランドの違いって言うのもあると思いますが、主には素材、Kettleをセットする伝熱版の部分がコイル式になっているか一面平面状になっているか、はめ込み部分が端っこに固定されているか、真ん中にデザインされていて360度回転可能かどうか・・・の違いくらいで、お値段が随分違ってくるようです。まあ、所詮お湯を沸かすケトル。いろいろ見て回った結果、ママ的にはデザインと重さ、使い勝手、そして値段を考慮して購入することに決定しました。で、決めたのが半分ステンレス、半分プラスチック素材、軽くて360度回転式のもの。お値段も、セール価格で半額の$29。まあこんなもんでしょ。と、結構早々とお買い上げ。ちょうどもうすぐ家に来客がやってくるということもあり、中身をきちんとチェックできなかったのがすこし心残りではありましたが、急ぎ足でレジを済ませ、家に帰って早速中身を出してみました。が・・・

伝熱版部分が思いっきり陥没してる・・・・。

ああ~・・やっぱり「天下のいい加減量販店」です。あそこでなにかを買うときは、一つ一つ中身をチェックして、ハズレくじを引かないようにしなければいけなかったんだ・・・。と、なぜか自分に責任があるかのような気持ちにさせられてしまうのがこのお店なんですが、自宅から近かったということも幸いして、とんぼ返りで交換に行きました。今度はちゃんと中身を隈なくチェックして、とりあえず見た目には問題がないことを確認してから帰宅しました。その後来客があったので、とりあえずその新しいKettleでお湯を沸かしてホットココアを入れ、やれやれ・・・という感じで来客との談を楽しみました。

「さて来客も帰ったことだし、夕飯の下ごしらえでもしておくか~。」と、新しいKettleに手をかけたところ何と!

辺り一面水浸し・・・。

「何これ・・・。」の一言しか出なかったのですが、どうやら今度は取っての下部分から明らかなる水漏れが・・・。これを見た瞬間、なんだか力が抜けて笑いがふつふつとこみ上げてきました。

もう、ありえな~いっっ!(笑)

日本だったら「消費者センター届けもの」ですよ、まったく。でも、これで消費者センターみたいなところに掛け合ったところで「残念だったわね~。今度からはそのお店で買わないようにしなきゃね~。」程度で終わってしまいそうなところがNZです。仕方がないのでまたその水漏れKettelを小脇に抱えてお店に直行しました。一回目の交換の時と同じカスタマーサービスのお姉さん。もうこの手の対応には慣れたものです。

店員さん:“あら、今度は何が問題だったの?一度使ってみた?”

ママ:“いや・・使うも何も、キッチン水浸しですよ。明らかに漏れてるでしょ?”

店員さん:“アア~・・。じゃあ、新しいのとってきてもらっていい?”

ママ:“いやいやいや・・・!!もう買わないわよ、返金返金!!それより、これだけ壊れてるものそのまま販売してて大丈夫なの??”

店員さん:“まあ・・・よくはないんだろうけど・・・それがこのお店だから・・・。”


あ~あ・・そんなこと宣言しちゃっていいんでしょうかねえ・・。「当たればラッキー。一か八かのくじ引き式販売」(苦笑)まあ薄々は感づいていたけど、やっぱりそれがこのお店の特徴なんだ・・・。でももう、ここまで開き直ってるからしょうがないですよね。しかも、それでも連日お客さんはやってくるんだから。とにかく、このイージーゴーイングさに慌てふためいたり、いちいち憤慨していては9年もこの国に住んではいられなかったわけで・・。「ま、もう家電製品はこのお店で買わなきゃいいか~。」で、丸く収まってしまう自分が少々危篤にも感じられたりして(苦笑)


それでもやっぱりKettelは必要なので、Kettle半額セール中の
お隣のデパートへ。ステンレスにも惹かれましたが、
我が家のキッチンに馴染むのはこっちということで白いKettelを購入。
ようやく「普通に使えるKettle」が購入できました。

new kettle1



ふと見ると時計は午後5時を回っています。ありえない・・やっぱりありえない・・・。もう、Kettleごときに翻弄させられるこんな一日はしばらくこりごりだと、脱力しつつ家路に着いたママでした・・・。





comment

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No title

2010.05.24.21:15

やっぱ電化製品は一番安いのを買うべきじゃないですよぉ。

ある程度知名度のあるブランドもので、それでいて何件か回ってその中から安いのを選んで買う、と言うのが私の鉄則です。

一つ学びましたねぇ~!

とってもあり得るかも♪

2010.05.25.03:51

いや~懐かしい感覚だなぁ~♪
私も、そちらで購入した服で店員さんをお説教した事があったな。
1枚目は前の人が試着した時に既にファスナーが壊れていたらしく、試着しようとしてファスナーを触った途端にファスナー部分が床に落ち……2着目はボタンが外れないように縫製時に縫い付けられておりました。

でも、それをおおらかに許せてしまうニュージーランド。
里帰りしたいな。

2010.05.25.15:32

>モアナさん

いや~、一番安いって訳でもなかったんですよ!元値は$50以上してたんですから!!過去7使ってたものが$15~16だったんで、$50くらいするものならだいじょうぶだろうなっておもったんです・・・が・・・、やっぱり「あの店」はダメですね。特に電化製品は・・・。
日本の電化製品が変圧器無しで使用できるようになる日がやってくるのを(永遠に)夢見ちゃいます・・・。

2010.05.25.15:40

> なっちゃんさん

なるほど。RMのあなたには、懐かしい感覚なんですね~。でも、これが毎日なんで、結構キツイものがありますよ~(苦笑)いつでも里帰りしてください!

No title

2010.05.26.22:02

あー、ゴメンゴメン。一番安いものではなかったのね。やっぱあのお店では電化製品を買うのは止めたほうがいいと思います。(1年くらいは保証ついてるの??)

No title

2010.05.28.00:23

やっぱり住むとこは日本がいいなぁ~。住み慣れてるし、言葉が通じるってとても楽!
今はNZのなーなーさについていけません!笑

2010.05.28.14:37

>Naokoさん

そうね~。確かに私も日本人の端くれですから~。子供がいなかったら私も日本がいいって思うかもしれないな。でも子供たちを日本で育てていくことには(経験がないので)なんだかちょっと不安を感じるかな。なーなーでも、子供たちにとってはここが祖国だからしょうがないわ~。

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メイン家のママ

Author:メイン家のママ
NZ留学後、カリフォルニアでクルージング会社に勤めてカリブ海を周遊しようという計画もKiwiの夫との結婚により大きく変更。
現在は2004年1月7日生まれの長女と2006年1月6日生まれの次女、2008年9月6日生まれの三女、小さな三姉妹の母という多忙な日々を送る中フルタイム大学生になると言う無謀計画を遂行し、2013年7月NZ幼児教育の学士号を取得しました。

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