まあーなんとも雨ばっかりのオークランド。あっという間にまたまた週末になってしまいましたね。雨のせいでお昼間もあまり気温が上がらず、ひんやりした毎日ではありますが、一雨ごとに確実に暖かくなってきていて、春ももうすぐそこまで来ているんだな~と感じます。我が家では朝も夜ももう暖炉に火を焚くことはなく、夜ママが勉強する時間に少しオイルヒーターのスイッチを入れる程度です。子供たちは相変わらず薄着の裸足(苦笑)でもそのおかげか、突然のシャワーで雨にあたることがあっても元気いっぱいです。まあ、まだモモちゃんがちょくちょくまだ免疫のない新しいバイキンをもらってきたりはしていますけどね・・。
春の訪れのサインを送っているかのように、庭にある二本の大きなMagnolia(木蓮)が枝にたくさんの蕾を付けています。今年もまた目を奪われるような鮮やかな大きな花を枝中いっぱいに咲かせてくれる野ではないかと思います。木蓮はとてもキレイでいい香りを漂わせるステキな樹なのですが、その花の命の短さは日本の国花「さくら」も及ばぬほどのあっという間さ・・・。満開になったと思ったら、2日後に散り始め、4日もすればその大きな花はすっかり散ってしまいます。花自体が大きいので、一気に花びらが散るとまるで真っ赤な絨毯を庭に敷き詰めたかのような凄い状態になってしまいます。お隣さんとの塀に沿うように立つその2本のMagnokia。今年ももうすぐまた子供たちに花びら集めをしてもらう季節がやってくるのです。
草花や樹木の名前にはとんと疎いママですがお庭に花や緑が茂ってくると、ちょっと拝借して家の中に取り込みたいと感じるものです。お花屋さんでキレイにアレンジされた優等生な花たちを飾るのももちろんステキですが、庭の隅で一生懸命咲いているグリーンや花たちを摘んで、家の中で主役にしてあげるのもまた楽しいものです。
飲料水のボトルがステキだったので、ちょっと大胆な一輪挿しにしてみました。この手のボトルにはグリーンの少ない細かくて小さな花がお似合いかなと思ったのですが、あえて大胆なものを挿してみました。黄色系のお花も合いそうですね。ところで・・このブラシみたいな花、いったい何という名前なんでしょう??ほんと、庭に咲いているのに全然わからない(笑)

今年も早くも満開のManuka。この小さな淡いピンク色が日本の梅の花を思い起こさせます。去年もこんな風にManukaを飾りましたが、この一輪挿しにはやっぱりManukaが一番しっくりきます。何を活けてもどうしても「和」になってしまうママのアレンジ。持っている花器も「和」なものがとても多いのですがこれも無意識的です。長い海外生活のせいで、隠れていた自分の中の「和」な感覚がこんな形で出てきてしまうのかも・・・?

2ヶ月ほど前によく行くお花屋さんから頂いたアジサイのドライフラワー。雨の多いNZではドライフラワーを作ってもカビてしまう・・ということでなかなか見かけないのですが、持って帰って様子を見ていました。2ヶ月たった今でもどうやら全く問題ないようなので、今度はもうすこし大きいものをいくつかまとめて作ってもらおうと思います。やっぱりドライフラワーはアジサイが一番です。

最近忙しくてお花を飾ることにもなかなか気を配ることができないのですが、もう春はすぐそこ。家の中に花や緑を取り入れて、気持ちよくすごしたいものですね。